古き良き日本人
フランスおじさんが何かの度に、「日本は良い国だよ。日本人は良いよ」と言ってくれるので、日本人の良い所は何だろう?と思い、“日本人の美徳”でGoogle検索した。
ちょっと古い記事だけど、livedoor ニュース - 取り戻せ“日本人の美徳”で、下記のアンケート結果が書かれていた。
品格と道徳観に関するアンケート調査
【ライブドア・ニュース 2006年06月19日】− 7割以上の人が“日本人の美徳”に「礼儀正しさ」や「謙虚さ」を挙げている一方で、5割が日本人がもともと持っていた品格や道徳観が失われつつあるのではという危機感を抱いていることが、インターネットリサーチサービス「gooリサーチ」の最近の調査で明らかになった。
以下、数値部分だけ引用させて頂く。
「日本人が元来持っている」と思われるものは何か
「謙虚さ」(73.9%)
「礼儀正しさ」(72.8%)
「情緒を重んじる」(64.9%)
「思いやりの気持ち」(63.1%)
「日本人が失いつつある」と感じているもの
「礼儀正しさ」(54.1%)
「謙虚さ」(47.5%)
「思いやりの気持ち」(45.3%)
「恥ずかしいことをしないという考え」(45.1%)
「日本人が残しておくべき」と思うもの
「礼儀正しさ」(66.1%)
「思いやりの気持ち」(66.0%)
「謙虚さ」(53.5%)
“日本人の美徳”としてあげている項目は、良い文化だと思う。
これを持ち続ける日本人だったら、世界に誇れる気がするのだけど、「日本人が失いつつある」と感じているものの一番が「礼儀正しさ」(54.1%)というのも悲しいね。
1935年にアン・モロー・リンドバーグが書いた、「翼よ、北に」(原題:NORTH TO THE ORIENT by Anne Morrow Lindbergh)という本に、リンドバーグ夫妻が日本に立ち寄った時の日本人の様子が書かれている。
「歌う水夫たち」の項では、とても形式的で滑稽な面もあるけど、紳士的で親切で、もてなし好きな愛すべき日本人の姿が書かれていた。
また、「サヨナラ」の項では、リンドバーグ婦人が聞いた、「サヨナラ」の言葉の意味が書かれていた。
「サヨナラ」を文字通りに訳すと、「そうならなければならないなら」という意味だという。これまで耳にした
別れの言葉のうちで、このようにうつくしい言葉をわたしは知らない。
それは事実をあるがままに受け入れている。人生の理解のすべてがその四音のうちにこもっている。ひそかにくすぶっているものを含めて、すべての感情がそのうちに埋み火のようにこもっているが、それ自体は何も語らない。言葉にしないGood-byであり、心をこめて手を握る暖かさなのだ -「サヨナラ」は。
実際には、「さようなら」は、「左様なら」らしい。
Be nice!:さようなら。に下記のように書かれている。
「そういうこと(左様)でしたら(なら)、(いたしかたありません)」という自分の思いを断ち切る意味があります。
リンドバーグ夫人が書いた「そうならなければならないなら」と微妙に意味は違うけれど、上記「Be nice!:さようなら。」の中の文章に“『さようならば』と思いを断ち切り運命を受け入れる潔さをこの日本語に感じます。”とあるけれど、事実をあるがままに受け入れる潔い心という意味は同じだね。
「翼よ、北に」の中の日本を読むと、「謙虚さ」「礼儀正しさ」「情緒を重んじる」「思いやりの気持ち」等が感じられ、日本人の私でも知らなかった新しい日本を発見し、本の中の日本は良い国だなと思う。
文中に出て来た本
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翼よ、北に (2002/08) アン・モロー リンドバーグ 商品詳細を見る |
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