おじさんは、殆ど怒らない。
普通の場合は、気に入らないと、軽くプンとする位で、声を荒げたりしない。
そして、私の事をすごく愛しているらしい。
「嫌いな所はないね。こんなに人を好きになった事はないね。初めての経験ね」だそうだ。
…全てがこの言葉通りなら、多少の問題は我慢できるだろうし、私の不満ももっと少なくて済むだろう。
おじさんは、ただ一つ、猛烈に機嫌が悪くなることがある。
要求があった時にセックスさせないと機嫌悪く、別人の様に冷たいオヤジになってしまう。
この機嫌が悪い時に、文句を言うと、人形の様に無表情な冷たい顔を意地悪く歪め、「ふん!愛が感じられない」と言い放つ。
具合が悪かったり、生理中の時も、させないと、「愛が無いから、拒否をした」と感じるらしい。
こんな時は、まともな会話にならない。だから、機嫌が直ってから、文句をいう。
このおじさん以外のフランス人とは付合った事がないので、平均的なフランス人像というのは判らない。
おじさんが精神的に未熟で問題があるのかもしれない。
でも、私にとってのフランス代表の、このおじさんのセックスに対する執着というのは理解ができない。
愛ってのは、心ではないのか?
行為がそんなに大切なのか?
生理の時もしなくちゃいけないのかい?
「第2回 フランス年間137回、日本は47回……みんな、したいだけセックスしてる? - セックスライター・タビサの宝石箱 | カフェグローブ」や「パリノルール blog: 年間セックス回数、フランス人が堂々1位に」には、こんな数字が書かれていた。
セックス回数、フランス人が位で137回、日本が最下位で46回(47回?)
やっぱり、フランス人は、セックス好きなのか…。
「セックスライター・タビサの宝石箱」の記事の中には、こんな記述もあった。
セックスへの欲求の強さは人種によって異なるっていう説もある。とくに東アジア人は白人や黒人に比べてセックスへの興味が薄いとかいう説。
でも、“持っているセックス・トイ(玩具)の数が日本が世界平均より多い”らしい…。
TVを見ていたら、キスの回数も、世界の中では、日本人は最低レベルと言っていた。
きっと、日本とフランスでは、愛に対して、求めるものが違うんだな。
「パリノルール」の方の記事では、「世界セックス調査(Global Sex Survey )」の2004年度の集計結果から、こんなまとめをしてあった。
日本が際立っている項目をつなげて作文してみました↓
「セックスしてもあまり満足できない(下から5位)ので、相手を変えてみるものの(3位)、あまりHはしておらず(トップ)、男性用ピルがあったとしても飲まない男が多い(2位)のに、相手の性歴も聞かずに避妊具なしでやっちゃう(3位)んです、私たち」
……って。あんまりハッピーじゃないようで。
き…、きっと、日本とフランスでは、愛に対して、求めるものが違うんだな。
そして、生理中のセックスについては、第12回 するべきか、しないべきか、セックスと生理の悩ましい問題 - セックスライター・タビサの宝石箱 | カフェグローブに、生理の時のセックスについてのエッセイが書かれ、気にしないで欲求のままに、行為に及ぶ恋人達の様子が書かれている。
これは、欧米の男女だからなのか?日本でも、OKなのかな?
私は、正直、その行為の様子を想像したく無い。グロテスクなイメージがあり、オエッと思う。
欲求のままに行為に及ぶのは、自由で、何事にも捕われない大きな愛みたいな事もこのエッセイは書かれているけれど、生理中のセックスは、女性の体的には、良く無いらしい。
>> Dr.アカエダのガールズ・クリニック カラダの悩み相談室には、
“生理中のセックスは絶対にしてはダメ!”
と書かれている。
その理由は、下記。
生理中は子宮の内膜が露出し、雑菌にとりつかれやすい状態になっています。そんなときにセックスをして、外部から菌が侵入したら、子宮内膜炎、卵管炎、腹膜炎などを起こします。
他にも、同様の事が書いてあるサイトも見つけた。
>> これって不正出血?-2.生理のメカニズム【バファリン ルナ】 Q.生理中にセックスすれば妊娠しないと聞きましたが、セックスすること自体に問題はありますか?
>> 健康さっぽろ21 もし、心配になったらQ&A Q.生理中にセックスしてはいけませんか?
女性の体の事を考えると、「何事にも捕われない大きな愛」ではなく、自分の欲望しか考えない思いやりも責任も無い行為なのだ。
おじさんは、「愛は、パッション」と言う。
そして、その「パッション」の表現は、「セックス」なのだそうだ。
だから、「愛は、セックス」で、「セックスの無い愛は、ありえない」のだそうだ。
フランス人は、これを聞いてどうなのだろう?
「こんなフランス人は、少ないよ」なのか?
「フランス人は、皆そう思う。愛は、パッションだ」なのか?
私には、思考が単純すぎて、動物的だと感じる。
人と長く付合うってことは、「パッション」だけではなく、信頼とか思いやりとかもっと違うものも必要だと思う。
情熱的な愛で始まったとしても、そのまま一生その情熱(パッション)を持ち続けるのは難しいと思う。
時間と共に、愛の形は変わり、もっと穏やかに深くなっていくものではないのかな?
おじさんは、「私は、ずっとパッションを持ち続けるね」と言っているけれど、どの恋人とも、みんな短期間で終わっているらしい。
私が初めての、良好な関係のまま、長く続いている人間らしい。
人と長い付き合いをしたことがないからわからないのでないかな?
みんな短かったということを考えると、「愛はパッション」ではなかったんだな、きっと。
おじさんは、「愛を夢見る子供」なのではないのか?
そう感じる私がおかしい?
愛の感じ方とか、表現方法とか、正しい答えは無いしね。難しいね。
でも、相手が具合悪くても、思いやるよりセックスの方が大事ってのは、どうなのよ?おじさん。
パッションの為に、愛を壊すの?
Amazonで検索してみたら、フランスおじさんにも読んで聞かせたい本が出て来た。
レビューには、下記の言葉があった。
“一見、女性向けの本ですが、男性にとっても学びの多い一冊。 ”
“いろいろな女性の声や統計的データが紹介されていて、
今まで自分がなんとなく感じてきた違和感やパートナーへの不信感が、
自分だけの悩みではなかったんだということがわかり、
なんだか頭の中がすっきりしました。 ”