フランスおじさんを褒めてみようと試みた…
年が明けて久しぶりにブログを書き出したら、続けてフランスおじさんの文句ばかり書いているな〜と気付いた。
…いかんね。
おじさんについては、不満や疑問だらけで、自分の未来を考え、どうしたらイイかと悩んでいるのは確かだけれど、悪いのは、おじさんばかりでもないでしょうし、ブログで文句タラタラなのを知れば、良い気持もしないでしょう。
マッタク、いかんね。
褒めなくちゃ…。
…と、言っても、このおじさん、とても曲者だから、ストレートにコレがこのおじさんの良い所って…ないんだな。
でも、不満やら疑問やらはあっても、このおじさんは、人生でそう何人も出会える人ではないと思っている。
なんだろ…。空気が一緒とでもいうのかな?
良いな・嫌だなと思うポイント、距離の取り方、心への触れ方…、そんなものが、とても似ている。…そういう事かな?
私もフランスおじさんも、健全な温かい家庭で育って来てはいない。
貧しかったとか、苦労したとかではなく、外から見ると良い家庭だけれど、親の性格に問題があり、家の中が壊れている言う意味の健全な温かい家庭ではないという事ね。
世間で言う、機能不全家族というものだね。
親との関係で傷付いて育って来たので、普通の人よりも、人に対して警戒感が強く、深く関わる事が怖いのではないかと思う。
私もおじさんも、「何となく自分は、普通の子供達とは違うな〜、異質だな〜」と、思いながら育って来た。
そんなだから、おじさんは昔の彼女達とも、あまり信頼関係を築けず、短期間しか付合えなかったのかもしれない。
そして、私は、昔の彼氏達とは、長い付き合いをすることは出来たけれど、付かず離れずの関係を保ち続けて来た。
おじさんも私も、人と付き合うには、適度な距離が必要なんだな…。
近づき過ぎると、重く息苦しく、離れ過ぎると信頼できなくなり、そのまま離れてしまう。
その頃合いが、難しい。
おじさんといると、とても楽だし、おじさんも、私といると楽だと言う。
私にとっては、初めての出来事ではないけれど、おじさんにとっては、生まれて初めての事らしい。
だから、おじさんは、生まれて初めて出会った、信頼でき、一緒にいて楽な人と別れたくないらしい。
「別れないね。死ぬまで一緒ね」らしい。
でも、なんてったって、母親から、まともな温かい愛情を注いでもらった事がない。だから、温かい思いやりをパートナーにしなさいったって、わからないのかもしれない。
2番目のお兄さんが、ひ弱な人で、よく風邪をひいたらしい。
そうすると、「具合が悪くて大変だな。大丈夫かな?」と、思うのでなく、「弱い人ね。ダメな人ね。」と思ったらしい。
そんな子供だったから、私が、「風邪引いて気持悪い」と言っても、な〜んにも感じないんだな。
「自分が優しくされたいのなら、相手に優しくしなさいよ!『具合はどう?』だの、『大丈夫?』だの、言えんのかい!!」と、散々言ってきたら、最近は、「大丈夫?心配だよ」と、タマに、言う事もあるような…、無いような…。
「キミは、心の冷たいプラスチック野郎だからね。人と温かい関係を続けたいなら、自分の心を温かくしなさいよ!」とも、言ったら、おじさんは、「私は、心が冷たいからね…」と、自虐的に言っているけれど、最近少しづつ、変わってきた様な気もする。
ただ、変わり方が遅くてね…。
辛抱強く、その変化を待っていられるかどうか…。
おじさんとの関係は、私の忍耐力に掛かっているんだな。
心ってのは、見えないからね。
「思いやりが大切だ。温かい心が大切だ。」そんな事を言っても、それがどんなものなのか、私だって明確にわからない。
また、国によって、表現の仕方も違うでしょうし、日本人の私が、フランス人のおじさんに、「これが正しい思いやりだ!これが正しい愛情だ!」と言って、意味があるのか…。
何をどう言ったら良いのか、どう対応したら、どう変わるのか?
それとも、前回書いたみたいに、“紳士は紳士、駄目男は駄目男”の、“駄目男”なのか?
“このおじさんは、人生でそう何人も出会える人ではないと思っている”のだよ…、出来れば、もっとマトモになって欲しいんだよ…。
それとも、このおじさん、フランス人の中では、“マトモ”なの?…マサカ、…ね?
Amazonで検索してみたら、こんな本があった。
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