おじさん、ホントに青い目は弱いのか?
フランスおじさんは、何かと「青い目は、弱いネ」と、自分の目の弱さをアピールする。
シャンプーする時も、「青い目は弱いから、シャンプーはとても痛いネ」
顔を洗う時も、「青い目は弱いから、とても辛いネ」
もう、ウルサイ、ウルサイ!
いつもは、「ああ、そうですか。だったら汚らしいままになってなさいよ!」で済ませていた。
でも、もうそんな事は、言わせない事にした。もう、許さん!
私がタマネギを切って、涙を流して痛がっていた時、私の後ろを通り過ぎながら、「青い目は弱いから、私だったらもっと大変ネ」などと言った。
何ですと?痛がっている私を思いやるでなく、自分はもっと可哀想なのだ…ですか?
「青い目というのは、色素の問題じゃないの?だったら、光に弱いとかならわかるけれど、タマネギもシャンプーも関係ないんじゃないの?」と言ってみたものの、黙らせる程の根拠だの、証拠だのない・・・。
悔しいな〜。
だからいつもの様に、調べる事にした。
でも、当然、「青い目と黒い目では、痛みの度合いは変わらない」などという事が書いてある訳が無い。
だから、こんな順番で調べてみる事にした。
まずは、目の色の仕組み、次にその仕組みによる差異、最後に痛みの個人差と調べる事にした。
まず、目の色の仕組み。
キリヤ:Q&A 青い目と51 空の青とは同じ?には、目の構造が書かれている。
白人、特に北欧の人は紫外線が弱いので、髪の毛、肌、目に保護するメラニンは必要がなく白いのです。ブルーに見えるのは、虹彩にメラニンが少なくて非常に小さな粒になっているので、空が青いのと同じ理由(レイリ−散乱)でブルーに見えるのです。メラニンの小さな粒子では、波長の短い青の光を多く散乱しますが、波長の長い赤の光はあまり散乱しないために、青く見えるのです。青い色素が入っているわけではありません。黒い目は暗雲が立ち込めた時と同じで、雲が光を全て吸収してしまうので黒いのです。目は空と同じですね。
青い目の人の青は、空と同じ理由(レイリ−散乱)で青く見えるとは、驚き。
ここでは、目の色の遺伝的な優劣(優勢・劣勢)で、子供への現れ方も書かれている。
そして、その仕組みによる差異。
「青い目」と「黒い目」では、見える色が違うと書いてあるサイトを見つけた!
トンデモ話なのか、事実なのか・・・???
参考文献とか、書かれていないと、事実なのか噂なのかわからない。でも、折角だから真偽不明のまま2つをリンク。
>>身近にある物ほど意外と知らない人体の雑学の部屋 知識の管理人;王様 目の色が違うと、見える色も違うのか?
上記にも、目の色による、見え方の違いが書かれている。
[質問]
外人の青い目と私達日本人の黒眼
色彩感覚はまったく同じに見えるのでしょうか?
赤は赤、緑は緑に見えるのでしょうけど、微妙に違うとかないのでしょうか?
[ベストアンサーに選ばれた回答から、一部抜粋]
大雑把に言えば、色が薄い程、強い光に弱いです。
ごく薄い緑の瞳の人よりは、黒い瞳の方が眩しさに対して強くなっています。
この結果、認識される色も違うことになります
だそうな。
ベストアンサー以外の回答でも、
1971年にボストンで開かれたISO国際会議で、黒い目(日本)と青い目(オランダ・ドイツ・スイス)の比較実験が行われ、青い目の方が、赤で1.54倍、青で1.18倍、黄色で1.02倍の視差視感力があるとの結果となっています。
と、書かれていたけれど、これを裏付ける文献を探したけれど、見つからず・・・。
最後に、痛みの個人差。
1997年から1999年頃にかけて、主にチェーンメールによって流布したジョークの、痛みの基準はハナゲ - Wikipediaというものが、あったらしい。
“人間の痛みの感じ方についての統一単位「ハナゲ」(hanage)が制定”というもの。
私は、検索して初めて知ったけれど、そこに、“実際に人が感じる痛みの量には個人差がある。また、それを計量したり大小を比較したりする手段もなく、このような定義は存在しない。”と、ある。
でも、「男と女どちらが痛みに強いか」は、よく言われる事。
これについては、
痛み:男は女より?女は男より? [ EP: end-point 科学に佇む心と身体Pt.2]に、男と女どちらが痛みに強いかについて検証した様々な、リンクが貼られている。
この中に、“両性共に女に甘い? 同じ痛みでも、女がやることは痛くない ”などもあったり、研究タイトルを見ているだけでも面白い。
これらを見た、私の感想としては、研究者の主観ってヤツなのかな?と思う。結局、どちらか、わからないね。
男女もそうだし、人種的にもそうだし、痛みを客観的に、他人と比較したサイトを検索しようなんてヤッパリ無理みたいだね。
でも、最近は科学が進んで、人の痛みを数値かできるらしい。
痛みの基準はハナゲ - Wikipediaの終わりの方に、“2007年になると、ニプロが電気刺激を利用し人間の痛みの最小限値を測定し、そこから痛みの感覚を数値で測定する機器「PainVision」を開発した。”とあった。
商品へのリンクも書いてある。
>>知覚・痛覚定量分析装置「PainVision」 ニプロ株式会社
上記のサイトだけでは、わかりづらいので、ちょっとだけ記事が載っている下記もリンク。
>>やじうまWatch 4月馬鹿直前! 体が感じる痛みを数値化する機械が本当に登場 【2007/03/27】
これなら、今後、痛みを客観的に比べられる様になり、本物の国際単位「1ハナゲ、2ハナゲ・・・」が数えられる様になるのかな?
今回、色々な事を知る事はできたけれど、おじさんの「青い目は痛みに弱い」を黙らせる事はできそうにない。
私としては、「目の色の違いは、メラニン色素によるもので、色や光に対しては差が現れることもありますが、他には何も差がなく、外部からの刺激による痛みの差はありません!」のような、結果が欲しかったのだけれど、そんなものは見つからなかった。
残念。
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