関わった人をみんな不幸にするおじさん

フランスおじさんは、色々問題のある人だけれど、お互いの努力や歩み寄りで、良い関係を築いて行けるのではないかと、ずっと頑張って来た。
自分が悪いのではないかと、自分自身を見直す努力もしてみた。
固定観念で男とはこういうものだと決めつけ、その枠の中におじさんを押し込もうとしているのではないかと、違った目で見る努力もしてみた。
自分の器量が狭いのではないかと、もう少し心を広く持とうと努力したり、我慢したりもした。


でも…、
何をどう見ても、どう考えても、どう我慢しても、ダメ男ってのは、ダメ男のままなんだろうなという気持が強くなって行くだけだった。
やっぱり普通の人間関係を築けないんだろうなと、今、ほぼ、諦めの気持で満たされている。

おじさんは、自分が人との付き合い方に問題があるとか、部屋の様子や仕事の仕方など、様々な状況が人と比べて、かなり低いレベルにあるとか…、そういった事は、わかっているらしい。
わかってはいるのに…、どうにも変われないらしい。

以前、こんな事を言った事がある。
「いくら何でも、おかしいのではないのかい?自分の周りを良く見てご覧よ。おじさんと関わった人は、みんな不幸になって、離れて行ってやしないかい?」
「自分が言っている事、やっている事は、何なのか、自分で考えてご覧なさいよ。あまりにも自分勝手ではないかい?」

すると、おじさんは、こんな返事をした。
「そうね。私と付き合って幸せだった人は、いないね…。」
「私は、エゴイストだと思うね…。」
…わかっていても、何も変えようとはしない。


…だめだな。このおじさんは。
これ以上関わると、どんどん私が不幸へと突き進むだけだな…、そんな風にしか考えられなくなってしまった。

すると、おじさんは、私が変わった事に不安を感じ始めたらしい。
「悪い事したな〜。よく我慢したな〜。」
そんな事を考えるようになったらしい。

「私は、反省したね。」
…らしい。

私は、今後のおじさんに期待して、「おじさん、ありがとね…。そんな風に考える様になってくれて、嬉しいよ。」
…なんて、言ったのが先週。


でも、なんにも、ちっとも、これっぽっちも…
…変わる気配がない。
…やっぱり、だめなんだろうな。…このおじさんは。

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初めてあった、古い友達

フランスおじさんと出会ったのは、あるパーティだった。
そのパーティは、紹介制で、私は、知り合いの紹介者とそのパーティへ出席し、おじさんも、紹介者と二人で出席していた。

ウエイティングルームで、その知り合いを待っていたけれど、中々来ない。
仕方なく、誰かと話をして待っていようと思っても、グループで固まっていて、とてもでないけれど、声を掛けられる感じではない。
とても閉鎖的な雰囲気がする会だった。

変な感じの人たちだな〜と思って、回りを見渡すと、地味で真面目な感じの外人さんと目があった。
…一人でいるのは、あの外人さんしかいない。

知り合いをもう少し待つか…と、ウエイティングルームの外にあるバルコニーをひと回りし、知り合いは、まだ来ていないな〜と、周りを見渡すと、また、先ほどの外人さんと目があった。
…やっぱり、一人でいるのは、あの外人さんしかいない。

一人でいるのは、あの外人さんしかいなくても、話しかけるってのはどうかな〜?と思って、またまた、バルコニーをひと回りし、知り合いは、まだ来ていないな〜と、周りを見渡すと、またまた、先ほどの外人さんと目があった。

…どうしても、やっぱり、一人でいるのは、あの外人さんしかいない。

仕方ない、あの外人さんと話をするか…、と声を掛けた。
とても地味で真面目で堅くて…、安全な感じのおじさんだった。

その後、別の部屋でミニコンサートみたいなものがあり、おじさんと一緒に見て、部屋を出ると、お互いの紹介者が来ていたので、そこで一旦バラバラになり、パーティでは、最初別行動をしていた。

でも、飲み物を取りにカウンターへ行こうとすると、途中で、「ハ〜イ!」とニカッと笑い、私に声を掛けるおじさんがいた。
その笑い方が、何となく、“紳士”とは、程遠い所にあり、内心「ウゲッ…」と、後ずさり気味であったものの、気を取り直し、会話をすることにした。
ちゃんと話をしてみると、おじさんは少し酔っていた為か、ウエイティングルームやミニコンサートの時と違い、地味で真面目で堅い感じではなく、可愛らしい悪戯っ子みたいだった。

おじさんとは、波長が合い、話も弾み、昔からの友達みたいな不思議な感じがした。
おじさんも、「不思議ね〜。昔からの友達みたいね〜。」と、言っていた。
結局、そのパーティの間、ずっと二人で一緒に行動し、私が、「あそこにいる、白いドレスの美人を近所で見たい」と言えば、「一緒に名刺交換に行きましょう」と、おじさんが言い、「あの派手派手の目立つ人と話をしてきましょう」と言えば、「一緒に名刺交換に行きましょう」と、面白がって、会場中を回って歩いた。

その途中途中で、おじさんは、「不思議ね〜。昔からの友達みたいね〜。こんな事初めてね〜。」と言っていた。
お互いに、とても安心出来る、昔からの友達といるみたいな気持で、また、逢いたいと思うようになった。

今でも、思い出すと不思議な気持になる事がある。
お互いの何が、あんなに古い友達のような、安心出来るような気持にさせたのだろう?

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ブログを始めた頃の気持

最近、自分の別のブログを見てみたら、表示がおかしくなっていたので、ついでに、このブログも見てみた。
最初の頃の文章を読んでみると、何だか、懐かしい感じがした。

このブログを書き始めた頃は、大変な事態が重なっていたり、フランスおじさんに疑問を持ったり、色々苦悩している時だった。
その頃書いた文章は、まだ、1年も経っていないけれど、感慨深いものがあった。


フランスおじさんは、とても一生懸命で悪気の無い人。
とても良い人なのに、…問題があるのだ。
フランスおじさんと私、クセモノ同士がどちらも「良い人生だったね」と言えるように、ひとつひとつ問題をクリアしなくちゃいけない。

ブログという形で何やら書き残し、自分たちの言動を読んでみたら、自分たちが如何にオカシイか、また、オカシクないか、ちょっと客観的になれるかなって…考えが浅いかな?

そうだった、自分は、こんな事を思って、ブログを書き始めたんだった。
自分を見つめ直し、より良く生きて行かれるように…、なんて思ったのだったな…。


自分を見つめ直す部分は、ある程度、効果があったように思う。
二人の出来事をブログに書く為に、思いついた事をメモして、文章に組み立てて行く内に、自分は何を思い行動し、その事でおじさんは何を感じたのかと、冷静に考える事が出来る。
書き進めて行くと、自分も悪かったと思い至ったり、例えおじさんが全面的に悪くても、おじさんにとっては精一杯の努力だったと思えるようになった事もある。

ただ、最近は、フランス雑学っぽい事を書いてしまっている事が多いかな…。
おじさんの事を書こうと思っても、問題があり過ぎて、中々書けない。
本人は気付いていないけれど、おじさんの状況は、かなり、ヘビーだと思っている。
だから、おじさんの事を書きつつ、当たり障りがない方向へと逃げてしまったんだな…。

それに、おじさんへの影響も心配というのもある。
今、おじさんには、このブログの事を内緒にしているけれど、いつか、おじさんが読んだ時、きっと不愉快だろうなと思ったり、おじさんの知り合いに、“フランスおじさん”が、あのおじさんなのだとわかってしまうと、大分印象が変わってしまうだろうと思うと、書く時にどうも逃げ腰になってしまう。

相変わらず、おじさんには、疑問を持ち続けているし、自分の大変な問題も解決していなくて、苦悩もし続けているし、この先どうなってしまうかわからない。
明るい楽しい話題だけ書き続ける事は出来そうにない。

特に最近、おじさんとの時間は、無駄だったのでは無いか?
おじさんは、心が壊れていて、ちゃんとした人間関係を築く事は出来ないのでは無いか?
なるべく早めに、おじさんから離れた方が自分は幸せになれるのではないか?
などなど…。
おじさんとの関係を否定する気持が強くなる事が多い。

でも、逃げ腰になったり、更新が途切れがちになりながらも、ブログを書き始めた頃の気持を持ち続け、出来れば、二人で「良い人生だったね」って、言えると良いなという気持もある。

グラグラ揺れながら、このブログを続けているんだな…。

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フランスおじさんのくしゃみの呪文

フランス人の耳には、くしゃみは、「atchoum(アチューム)」と聞こえるらしい。
でも、私の耳には、その「atchoum(アチューム)」は、「アチュン」に聞こえる。

私がクシャミをすると、フランスおじさんは、日本語で「クシュン、クシュンしていたね」みたいな言い方で、「アチュン、アチュンしていたね」と言う。
あれは、「アチュム、アチュム」と言っていたのか…。

くしゃみの話を書こうと思って調べて、「Nippon.fr - フランスでくしゃみをすると」を見て、初めて知った…。
だって、私には、どう聞いても、「アチュン」なんだな…。

日本人で、間違いなく、“ハクション”と言っているようにクシャミをする人もいるけれど、人によっては、確かに、“アチュン”と聞こえなくもない。
でも、フランスおじさんのクシャミは、私の耳には“ヘプシッ!”と聞こえる。
そして、私は、連続して、クシュッ!クシュッ!クシュッ!クシュッ!クシュッ!と、何度もクシャミをする。

おじさんの前でクシャミをすると、その度に、呪文のように何やら唱えて、「あ〜…、わからなくなっちゃった…」と言う。
どうやら、日本のクシャミが出た回数で、良い噂だの悪い噂だの…みたいなものを言っているらしい。
毎回、「私が連続したクシャミをするから、意味ないよ」と言っても、懲りずにクシャミの度に呪文のようにブツブツ言って、「あ〜…、わからなくなっちゃった…」と言う。

おじさんは、くしゃみの回数で下記のようになっていると言う。

1回目は、sante(')[サンテ]…健康
2回目は、bonheur[ボヌゥー(ル)]…幸せ(愛?)
3回目は、richesses[リシェス]…宝物
4回目は、rhume[リュム]…風邪

ブログに間違った事を書いては、恥ずかしいので、真偽の程を調べようと検索してみた。 すると、こんなのがあった。

ブラジルではくしゃみを「一回すると健康、二回はお金、三回は愛、四回はアレルギー」と言うところがあるそうで、三番目に「惚れられ」が四番目に「病気(アレルギー)」が入っているところなど、日本のくしゃみ占いにそっくりです。これは日系の移民の伝承が混じっているのでしょうか。スペイン語圏でも「一回は健康、二回は健康とお金、三回は健康とお金と愛」、ドイツでは「一回は凶、二回は物がもらえる、三回は幸運」と言われ、オランダでは「くしゃみを三回すると晴れる」と言ったりするそうです。

くしゃみの呪文の話

フランスおじさんのと、似ているような、違うようなのがある。
こういう言い伝えって、時代や地方で少しづつ変わってしまうからね…。
まあ、兎に角、私がくしゃみをする度に、「サンテ、ボヌゥー(ル)、リシェス、リュム…、あ〜…、わからなくなっちゃった…」と言っているんだな。



そして、ここから下は、今回書く必要ない事なんだけれど…。
勿体ないので、そのまま書いたり、リンクしてしまった事。

まず、くしゃみの呪文ではなく、くしゃみをした人に掛ける言葉についての記述。

で、フランスでは、地方によるのかもしれませんが、

1回目のくしゃみのときは
  A tes souhaits !
  「きみの願いに」

2回目のくしゃみのときは
  A tes amours !
  「きみの愛に」

3回目には
  Qu'ils durent toujours...
  「それら永遠につづくもの」

なんてことを、くしゃみしたひとにいう習慣があります。素敵。
4回目以降は・・・もう「お大事に!」っていうしかありません。

くしゃみ・鼻水・鼻づまり。その3 :: 学校行かずにフランス語! :: Ecole KiKounette

上記のブログでは、それぞれの言葉の下に音声データが付き、三角印を押すと、聞く事ができる。
ただし、音声データやアフィリエイトが沢山あって、非常に重いので、覚悟して見に行った方が良いと思う。


また、日本の場合のくしゃみの回数と言い伝えについても、ネットで調べてみた。
くしゃみ - Wikipedia:6 言い伝え」に、日本の言い伝えについて書かれていた。

1回は良い噂、2回は悪い噂、3回はもっと悪い噂(惚れられているという説もある)、4回以上は風邪ひきであると説く。「一そしり二笑い三惚れ四風邪」などのことわざもある。「一に褒められ、二にふられ、三に惚れられ、四に風邪」ともいう。

どうやら、この言い伝えは、中国の古典に書かれているものらしい。

実はこれ、中国の古典『詩経』に既に現われていて、「嚏[はなひる]ときは人の説くあり(くしゃみした時は誰かが噂している)」などと書かれています。現代の中国でも、ところによっては日本と同じように「誰かがあなたのことを……」と言うようです。

くしゃみの呪文の話


そして、最後に…

>> 世界のくしゃみ Multiculturalpedia
くしゃみにまつわる様々な事が書かれてる。

>> FL@33 presents >>> bzzzpeek.com
「enter here」をクリックすると、ポップアップで、世界のオノマトペを音声で聞く事ができる。
これを聞くと、日本人て、シャイなんだなって思ってしまう。

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誕生日のお祝い

少し前、私の誕生日だった。
フランスおじさんとフレンチレストランで食事をし、プレゼントを貰った。
日本では、毎年、お互いの誕生日に行われる、別に驚く事ではない、普通の光景だと思う。
私は、これが常識だと思っていた。

でも、フランスおじさんと出会って、私が思って来た“常識”をしてくれるようになったのは、極々最近になってから。
今年を含めやっと、2回…。
以前は、誕生日にレストランで食事をするとか、プレゼントをくれるなんて事はなかった。
最近、おじさんは、私がいなくなったら大変だと思い、自分を変えようと、頑張っているらしい。

普通の人にとっては、当たり前の誕生日の光景でも、おじさんにとっては違うみたいなんだな…。
昔の彼女達とも、前の奥さんとも、今までに一度も、誕生日もクリスマスも一緒に過ごした事がなく、当然、プレゼントをあげた事がない人なのだから…。

おじさんは、自分が子供の時、クリスマスも誕生日も、家族で楽しく過ごした事が無いので、それらがどんなものなのか、どうしたら良いのかわからないようだ。
親が居なかったとか、貧しかったと言う訳ではない。
両親が居て、別荘もあり、メイドさんも居るお金持ちのお坊ちゃんだった。
でも、母親が子供を嫌いで、子供達と接しなかった為、家族団欒の思い出が無いそうだ。
驚いた事に、一緒に食事をした記憶すら、無いらしい。

そんなおじさんだから、今までに2回しかない誕生日のお祝いは、自分を変えようとする努力の結果なのだ。
この2回の誕生日の以外の時は、私の誕生日もおじさんの誕生日も、クリスマスもこんな感じだった。
シャンパン(おじさんは、シャンパーニュと呼んでいる)を買い、近所のスーパーで一緒にいつもより少し良さげな食材を買う。
料理は、私がして、おじさんがいつもより積極的に、出来上がった料理をテーブルに運ぶ。
そして、おじさんがキャンドルに火を着け、記念写真を撮る。
…おじさんからのプレゼントは、無し。

私は、プレゼント無しの誕生日やクリスマスなんて、寂しいと思っているので、私からおじさんへは、渡していた。
プレゼントは貰えないと思っているので、メガネケースとか、今必要と思われる、値の張らないものを選んでいた。

でも、去年のおじさんの誕生日には、おじさんの古いMac用のDVDドライブをプレゼントしてあげた。
クレジットカードのポイントが溜まって、商品券を貰ったので、それで買ったのだ。
勿論、ポイントで買ったなんて、おじさんには内緒にしているので、私からの初の高額プレゼントと思い、「わ〜!いいの〜?」って喜んだ。

今年の私の誕生日は、そんな事もあって頑張ってくれたのかもしれない。
そうだとしても、前回は、何が良いかわからないからと、一緒に選んで買ってもらったので、おじさんが、自分でプレゼントを選んで、買って来てくれたということは、初めてなので嬉しい。
私を、喜ばせようという気持ちを持てるようになったという事、それを行動に移せるようになったという事、おじさん、随分変わったな〜と思う。


これを書いていて、この誕生日の祝い方にも、フランスと日本で違いがあるのだろうか?と、疑問を持った。
検索してみると、やはり、随分違いがあるようだ。

こんな事が書かれていた。

誕生日の本人が全ての会計をもち、皆にご馳走する。
そして、出席する人はそれぞれお誕生日のプレゼントやお祝いを持って参加する。

DIARIO da Brescia:自分で焼く誕生日ケーキ

他にも、フランス、ドイツの事が書かれた、サイトやブログでも、大体同じ様な事が書かれている。

フランスに詳しい方教えて下さい! : 趣味・教育・教養 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
ドイツ暮らしのレポート

また、「ブルゴーニュの日々:数字で見るフランス人:何を祝っているか」では、こんな文章を見つけた。

大人も誕生日を祝う

誕生パーティは、日本では子どものときしかしない人が多いと思いますが、フランスでは大人もやります。特に50歳のお祝いを盛大にする人が多いです。半世紀生きた、というお祝いです。 【参考: 田舎の家で開かれた誕生パーティ

また、「誰が支払うの? - 真面子の社会観察日記」では、同僚の台湾の人の誕生会のエピソードが書かれている。 その会には、日本人、台湾人、韓国人の4人が出席し、誰が支払いをするのかと揉めたとある。

台湾の誕生日を迎えた人は、「台湾では、お誕生日の人が皆にごちそうする習慣がある」…だから、自分が払う

日本は、「参加者がお誕生日の人をごちそうするのが習慣」

韓国は、「おごり・おごられの文化なので、お誕生日の人に支払いをさせる事は無いと思うし、韓国には割り勘文化は無い」
そして、「韓国は年上の人が総てお金を支払う習慣」

ヤッパリ、国によって、色々なんだね。
海外で、「今日は、自分の誕生日」だと発表してしまうと、皆の分を払わなければいけなくなる事があるって事か…。
気を付けないといけないね…。


最後に…
こんなのも見つけた。

【文化】フランス式、日本人アイドル歌手の誕生日の祝い方|コロコロザイーガ

黒い額縁に入った松浦あややおねえさんの写真の前にはクリスマスケーキ
その前になぜか日本刀が飾られているね。

…いろんな人がいるもんだ。

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フランスおじさんのケチは、フランス人気質?

フランスおじさんは、ケチなのだ。
洗濯機が壊れた時も、お店の中の一番安い洗濯機を買って来た。
パソコンだって、1500円のランチをご馳走して貰って来たものだし、オーディオセットだって、人が捨てると言ったのを貰って来たもの、ソファーだって、キャビネットだって…、書き出したら切りがない。
だから、家の中は、ビンボーったらしい。

背広まで貰ったものを着る事がある。
肩幅が合わなくてズレて、これで酔っぱらってヘラヘラ笑うと、まるでコントの頭の足りないおじさんみたいになる。
出来れば「冗談だよ」と言って欲しい。
…でも、おじさんは、別に私を笑わそうとしてやっているのではない。
こんな姿を見ると、フランス人は、みんなお洒落だなんて、幻想だと思うね。

「おじさんは、何でそんなにケチなの?」と、聞いてみた。
すると、フランスおじさんは、こう言う。
「フランス人は、みんなケチね。」

またまた〜、私が知らないと思って、都合の良い嘘を言って…って、…ん?
でも、どこかで聞いた事があるような、ないような…。
そこで、ネットで調べてみた。

ワールドママサテライト 世界なんでも子育て事情 フランス編」に「フランス人の“ケチ”の真相」というのが書かれていた。

「フランス人はケチだ」というお話は、皆さん少なからずとも少しは耳にしたことがあるのではないかと思う。実際こちらで生活をしてみて、フランス人と結婚し、はたまたフランス人をご主人に持つ友人達の話を聞きつつ、身近なフランス人の生活ぶりを観察しながら私が思った事は、「意外とそうでもないかも……」ということ。

何だ、ただの噂か…と、読み進めたら、こんな文章が続いていた。

フランス人を見ていると、物を捨てるのが下手だ。家の大掃除をしよう! ということになった場合、我が家ではいつもこれを捨てるの捨てないのともめる。

主人はその反対で、私からしてみれば「何でこんな物を……」と思うもの(こわれたギターとか、こわれた眼鏡とか、こわれた機械類とか)を、しかもかさ張るものをとっておく性質がある。一般的に多くのフランス人がこのタイプにあてはまるだろう。

…おじさんのゴミ屋敷は、フランス人気質だったの?


ただ、この記事の下記の部分は、「?」。

もう一つ、ここ最近よく思う事は、フランスは日本に比べて一般的に個人所得がそれほど高くないわりに(もちろんお金持ちの人も沢山いますが、あくまでも一般論です)物の値段が高い! ということだ。

下記の記事によると、物価は、やっぱり日本の方が高いようだ。

東京はノルウェーの首都オスロに続いて2位にランクされ、1991年から前回調査(2003年)まで堅持していたトップから後退。14年ぶりに物価高世界一の“汚名”を返上したのだ。また、「大阪・神戸」も前回の2位から4位に後退している。

東京の物価、14年ぶりに世界一を返上。 Narinari.com 2006/02/02

上位10都市が、書かれているけれど、パリは、大阪・神戸と同じく4位と書かれている。

また、下記の記述もあった。

世界144都市で海外駐在員の生計費調査を実施し、このほど結果を発表しました。これによると、生計費が最も高い都市は、昨年1位の東京を抜いてモスクワとなったことが分かりました。2位は昨年の調査時の5位より3ランク上昇したソウルで、3位は1位から後退した東京、4位が香港の順となっています。

マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング 2006年世界生計費調査結果を発表

上記のサイトでは、2006年は、東京3位、パリ15位になっている。
話が、変な所へ行ってしまったけれど、物価とフランス人がケチという事の関係は、ないみたい。そして、個人所得に関しては、見つけられなかった。


フランス人が何故ケチになったかはわからないけれど、ネットで探すと、フランス人はケチとか、倹約家として書かれている記事は多い。

NHK 地球ラジオ 世界まるごと質問箱◆ビジネス◆洋服直しの仕事はありますか?」には、回答として、下記が書かれていた。

フランス 熊谷翠さん 2005.02.18

フランス人=けち いえ失礼、倹約家として有名ですが、本当にこっちの人はものを日本のようには買いません. 洋服や靴も、セールにならないと買わない人もたくさんいます。というわけで、お直しはとてもさかんです。くつのヒールはもちろん、パンツ、スカートのサイズ替えは日常的。とくに、革職人さんが多いこともあり、革製品はよく持ちこまれています。

日本のように、壊れたり、古くなったら、すぐ捨てるという国ではないんだね。
おじさんが、何でもかんでも貰って来て、ビンボーったらしくて嫌だなと思っていたけれど、物に対する考え方の違いなのか?

こんな記事も見つけた。フランス人は、ケチと思われようが嫌われようが、自分のスタイルを貫くんだな…。

●フランス人バックパッカーは嫌われ者?

フランス人はバカンスのためにイヤイヤ働くといわれるように、日本のような仕事人間は極めて稀少で、決められた労働時間を一分でも超過するのはもってのほか。また階級社会のためプライド高いのも事実。少しでも長く旅をしたいバックパッカーもフランス人が多く、そのケチさ加減とプライド高さは世界的に有名。フランス人パッカーは観光客としてはどこでもあまり歓迎されていないようですが、無駄使いをしない合理的精神は立派。

フランス移住情報・現地事情編

ケチでなおかつ、プライドが高いのか…。
そう言えば、おじさんもそうだな…。

多分、おじさんは、平均的なフランス人とは遠い所にいると思うけど、フランス人気質なのは、間違いないみたい…。
でも、そのフランス人気質が悪い方向にだけ出ているようで、困るんだよね…。
要らない物を溜め込んで、ケチでビンボーったらしいのは、ヤッパリ、止めて欲しいな。

使えない要らない物は、ゴミだと思うんだよね…。
必要な物は、ちゃんと良いもの買おうよ。
「節約・倹約」と「安物買い」は違うと思うんだけどな…。
「安物買いの銭失い」って言葉もあるよ。
何とかならないかな…。

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インドのパワーに真面目に驚いた

最近、フランスおじさんは、日本人ビジネスマン数人とインドに出張することが多くなった。
おじさんは、インドに興味を持つ日本人ビジネスマンが増えていると言う。

朝から晩まで、日本人ジビネスマンと一緒に、インドを回って歩き、工場見学まですることもあるので、体力的にも疲れるし、大変らしい。
そんな大変な思いをして仕事をしているので、インドでのフランスおじさんの仕事が、成功すると良いなと思いつつ、インドでの仕事の成功は、またいくつかの日本製が減ることを意味するんだなと思うと、ちょっと複雑な気持ちがする。

そう言えば、IT系の人達が多く仕事をビルでも、インド人らしき人を見かけることが多くなった。
インドは、IT業界でも驚異的な成長をしている…。
今、日本とインドの関係は、どうなっているのだろうと、ちょっと興味を持ち、また、いつものように、ネットで検索してみた。

ちょっとの興味だったのに、今回は、凄く堅い感じで長い内容になってしまった。
あまりにも長くなり過ぎ、端折ったけど、まだ長い。
おまけに、フランス関係ないし…。
今回は、こんな言い訳からスタート…。


押し寄せるインドのITパワー:ITpro」に、インドのIT企業の現在の実力について書かれた記事の目次があった。

その、「第1回 流れが変わった---インドITに注がれる熱い視線:ITpro」には、下記の文章が書かれていた。

2007年10月に、インド最大手のITベンダーであるタタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)やインフォシス・テクノロジーズなどのインド本社を視察した第一生命保険の武山芳夫執行役員IT企画部長は、その感想を、「日本のITは世界の埒外だと思い知った。人材、ノウハウ、プロセス、教育のいずれにおいても日本は遅れている」と話す。今後は、「国際分業の視点から、インドのITパワーをどう取り入れるかを検討する」(同)計画だ。

このIT企画部長は、日本のIT業界をどれくらい知っているのか、また、日本のどのレベルの企業と比べているのか判らない。
インドに比べて、日本がどうなのか、私は専門家でないので何とも言えないけれど、こういう感想を持つ人が出てくる時代になったんだなと驚いた。

何年か前、フランスおじさんと、インド大使館で行われた、IT関係のイベントに出かけた事があった。
その時、インド人社長がインドの技術レベルの高さをプレゼンし、インドと中国の人件費は、差が無ない(当時)けれど、技術レベルは、インドの方が高いので、技術レベル+人件費で考えると、アウトソーシングするなら、インドがトップだと言っていた。
そして、今後、インドはIT業界で大きな発展を遂げると言っていた。
このITproの連載を読むと、インドのパワーは、昔、インド人社長から聞いて、想像した以上の脅威なんだなと思った。


第5回 日本攻勢かける“SWITCH”の実像(1)---サティヤム・コンピュータ・サービス:ITpro」には、こんな文章があった。

インドのITベンダーは、インド工科大学(IIT)を頂点とする理工系大卒者を万単位で抱え、英語力とCMMI(能力成熟度モデル統合)に裏打ちされた開発プロセスを武器に、グローバル化を進める。米国と12時間ある時差を利用したアウトソーシングや、ERP(統合基幹業務システム)導入、レガシー・マイグレーションといったサービスを展開。そこから業務ノウハウを得ながら、より上位のサービスへと進出している。

この記事の中の、サティヤム・コンピュータ・サービスは、日本やオーストリアなどで採用した技術者を教育する教育機関があるそうだ…。
インドって、今、こんな事になっていたのか…。


2004年とちょっと古いけれど、こんな記事を見つけた。

米業界団体報告「ハイテク雇用の海外流出は理数系教育不足が原因」 | WIRED VISION

ハイテク企業が海外の労働力に頼るようになった主な原因は、海外の労働力の安さではないとの報告が、米国最大のハイテク業界団体、米国電子工業会(AeA)から新たに発表された。

AeAの報告書執筆者たちは、米国の教育システムでは充実した理数系の教育が行なわれていないと批判し、これが雇用流出の主因だと指摘している。

AeAの加盟者は全員が企業のオーナーで、従業員ではないと認めながらも、この事実が報告書の結果に影響を与えることはいっさいなかったと話す。

海外の労働力の安さではない”の部分には、?…だけど、確かに、教育や人材の問題もあるとは思う。
科学やITの分野への、インド人の驚異的な進出は、インド政府が教育に力を入れた結果というのは、周知の事実だと思う。


そのインドの教育システムについては、相模女子大学のサイトの「インドのプロフィール:第3回:インドの教育システムと学術水準」に、詳しく書かれている。

インドは、情報技術産業を強化し、10年のうちにインドを世界最大のソフトウェア生産国/輸出国とするための政策を展開しはじめた。

インドのIT政策の特徴は、IT教育とSTP-I(Software Technology Park of India 政策)等の外資誘致策に集約することができる

インドは、世界で勝ち抜く為に、世界最大のソフトウェア生産国/輸出国とするための政策を展開し、その高い教育と安い人件費で今、結果を出している。
第1回 流れが変わった---インドITに注がれる熱い視線:ITpro」には、下記のように書かれている。

06年度のインドIT産業の総売上高は、前年度比30.7%増の396億ドルにまで拡大。

ただ、インドITベンダー各社は、人件費も高騰しているので、中国や東欧、中南米などで安価な労働力の獲得に動いているそうな…。
また、「第4回 インドを足がかりにグローバルを目指す---富士通、日立、NEC、NTTデータの戦略:ITpro」には、中国の人件費の上昇について、“2010年には日本の半分程度になり、割安感がなくなる”との記述もある。

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フランスおじさんのオノマトペ

フランスおじさんとの会話は、日本語。
なのに、時々、何を言っているのかわからない時がある。

おじさん:「パチョンしたね」
私:「『パチョン』って、何をしたの?」
おじさん:「こうやって、パチョンしたね」

右手を素早く、叩き付ける素振りの時もあれば、手をパッと花が咲くように広げ、投げる素振りの時もある。

私:「だから、その『パチョン』って、どんな事をしたの?」
おじさん:「だから、こうやって、パチョンしたね」

結局、その「パチョン」は、何か急激な衝撃が加わったのだろうと想像はできるけれど、具体的に何が起こったのか、よくわからない事が多い。

また、おじさんの言う「ズズズッ」もわからない。
「ジ」と「ズ」の中間の音で、「ズズズッてなったね」と言う。
この「ズズズッ」の時は、仕草も何を意味しているのかわからない。
おじさんの「ズズズッ」は、何が起こったのか、結局わからないままになる事が多い。

フランス人と日本人では、擬音の表現の仕方が違うようだ。
おじさんが擬音を使う時は、大体が意味がわからない。
でも、大抵、突っ込んで聞き出す程でもないので、「あ〜、そうなんだ〜」と返事をしておく。
おじさんは、伝わったと思って満足しているので、二人とも平和な時間が過ごせる。


世の中には、私のように、違う国の人が使う擬音で、ナンカ違うな〜と感じている人がいた。
「グル・グル」の季節がやって来る! 2003年5月25日」で、日本人のダンナさんとフランス人の奥さんの擬音についての事が書かれていた。

「ゴク・ゴク」というオノマトペ(擬音語)を、フランス語では「グル・グル」という。

…(省略)…

フランス語では「グル・グル(glou-glou)」は、ビールを一気飲みする時などの「ゴク・ゴク」とか、お酒を注ぐ時の「トクトク」とかいう感じを表すオノマトペなのである。

…(省略)…

でも、日本人としては、「グルグル」なんて言われても、ビールを一気に飲み干した感じは全然、しないよね。
やっぱり、ゴクゴク!

耳慣れない擬音というのは、何度言われても、どうしてもナンカ違うな〜という感じになる。
まあ、擬音を使って喋るような出来事は、深刻な会話でないから、大した問題ではないけれどね…。


そして、この引用させて頂いた文章にも出て来た、オノマトペ。
フランスおじさんが、「オノマトペって言葉は、フランス語ね」と言う。
その事をネットで検索すると、いくつか発見。

「オノマトペ」ならフランス語です。日本語では、主にこっちを使います。
英語の場合は、「オノマトピア」と発音します。

「オノマトペ」の語源は何語なのでしょうか? 検索してみてもギリシャ語、フランス... - Yahoo!知恵袋

オノマトペという単語はフランス語ですよ。知ってましたか?onomatope(')eと書きます(古代ギリシャ語から出来た言葉)。

フランスのオノマトペは? - フランス雑学のメリメロ

onomatope(')eと書きます”の綴りは、「e」の上に「'」と付く文字なのだけれど、上手く表示出来なかったので、e(')としておいた。


このオノマトペ、何故、わざわざフランス語で言うようになったのかしら?と、検索してみたら、何故なのかは、見つからなかった。 でも、どうやら、フランス語の“onomatope(')e”と、日本語の“オノマトペ”は、別物らしい。

この“擬音語”と“擬態語”を、日本人は「オノマトペ」と呼んでいます。「オノマトペ」っていう言葉は、そもそもはフランス語。英語では、「オノマトピーア」。フランス語や英語では、主に擬音語しか意味しない。フランス語や英語には「シーン」とか「ムチムチ」みたいな擬態語はすごく少ないですからね。そもそも擬音語も、日本語よりずっと少ないんですけどね。でも、日本語には、擬音語と擬態語をまとめて呼ぶ言葉がなかった。そこで、「オノマトペ」という言葉をフランス語から借りてきて、擬音語と擬態語の総称にしっちゃった。だから、フランス語で言う「オノマトペ」と日本語で言う「オノマトぺ」の意味は、ズレているのね。

インタビュー連載・ニホンゴまざぁ/recre編集室: 音をことばにする、ということ 山口仲美さん

日本語の“オノマトペ”は、“擬音語と擬態語”の両方を合わせた意味だったのか…。
「シーン」とか「ムチムチ」みたいなのを擬態語と呼ぶのだったのか…。
学校できっと習ったはずだけど、覚えていないな〜。
そして、この記事には、他にも色々、興味深い事も書かれている。

では、日本人でも感覚が変わると、新しいオノマトペが生まれるんですか?

そうですね。ですから時代によって、オノマトペも変化していく。大体4割くらいは常に入れ替わって、新陳代謝していますね。

…だそうな。
私がおばあさんになったら、フランスおじさんのオノマトペのように、「何を言っているのかな〜」と思われてしまうかもしれないな…。

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バレンタインデーの日本の女性は、みんな大変

今年も、バレンタインデーがやって来た。
2月に入ってから、時々、デパートに視察に行って来たけれど、いつも、「あ〜あ…」と思う。
戦場って感じ…。女の人は、みんな大変だ〜。
もっともっと若かった頃は、2月に入ると、新宿、渋谷、銀座…etc、色々なデパートを見て回り、一番良いチョコレートを買う為に、頑張ったけれど、何だか、最近は、そんなエネルギーは無くなってしまった。

おまけに、フランスおじさんの場合、細かい心使いってものがわかるのかどうなのか…。
折角あげたチョコレートを他のお客さんから貰ったチョコレートと一緒にして、冷蔵庫で放ったらかしにされ、私のチョコレートは、可哀想な様子にされてしまった事がある。
勿論、「キミにはね、オトメゴゴロってモンが、わからんのか!失礼だろうが!その他一般のチョコレートと私のチョコレートを一緒くたにするとは何事だ!」と、怒った。

以来、普通のチョコレートは、あげていない。
その日の内に食べ切れるように、ハート形のチーズとか、小さめのチョコレートケーキとか、次の日に残らないものにしている。
今年もそうしようと思って、お店に行ったら、ゴディバのチョコレートリキュールが目に入った。
久々に、カクテルにでもするかな…、と、納戸の奥から、シェイカーとメジャーカップを引っ張り出した。

そして、食事の後、「カクテル作ってあげるよ!」と、シェイカーに氷・ゴディバチョコレートリキュール・ブランディ・生クリームを入れ、ポーズを決めて、シャカシャカとシェイクして、グラスに注いで、「どうぞ、アレキサンダーです」なんぞとやってあげた。

おじさんは、「私の為に、わざわざ作ってくれたのね〜」と、とても喜んでくれた。
翌朝、「昨日は、私の為に作ってくれたカクテル、とても美味しかったね〜」と、幸せそうな顔をしていた。
こんな時は、このおじさん、ホント、可愛いな〜と思う。

…でも、毎年、ホワイトデーのお返しは、無い。

「だって、フランスには、ホワイトデーなんてないもん」だそうな。
「フ〜ン。じゃあ、バレンタインデーは、どうなのよ」と聞くと、
「大体、男の人から、女の人にプレゼントするね。日本に来た時、チョコレートを女の人からプレゼントされて、ビックリしたね!」と言う。
「じゃあ、バレンタインデーに何もいらないね。プレゼント頂戴!」と言うと、
「イエイエ!ここは、日本だから!」だそうな…。
都合の良いように、フランス人的になったり、日本人的になったりして、美味しい方を取ろうとする…。
けしからん…


これを書いていて、そう言えば、バレンタインデーってバレンタインさんが処刑された日でしょ?と思って、調べてみたら…、そうだった。
バレンタインデー - Wikipedia」に、記述されていた。

その、「バレンタインデー - Wikipedia」には、バレンタインデーのチョコのやりとりに関する日本での意識調査というのも書かれていた。

2007年2月同社による20歳以上39歳以下の会社員女性515名から回答を得た「バレンタインデーに関する調査」 では「会社での義理チョコのやりとり、あった方がいい」が26%、「ない方がいい」が74%とネガティブなイメージがあり、調査年齢層の年齢が上がるほど否定的傾向が顕著に強くなる調査結果となった

…そうだよね。大変だもんね。
会社の義理チョコって、あげるだけで、返って来ない事あるしね…。文句も言えないし…。

フランスでは、どうなの?と思って調べたら、

フランスでも、バレンタインデーは普及しています。とは言っても、愛し合っている夫婦や恋人たちが二人で祝うのであって、そんな相手がいない人には全く関係がない日です。

ブルゴーニュの日々 : 冬: バレンタインデー Page 1

フランスでも、日本のような熱狂ぶりはありませんが、恋人たちが仲良くすごす日としては同じように考えられています。ただ、プレゼントを送るのはもちろん男性。女性は受け取る側です。プレゼントなんて贈らない人も大勢ですが贈るとすれば、例えばシンプルなバラの花束とかちいさなコフレに詰められたショコラなどが代表選手。でもほんとうにささやかなものが主流です。

 最近では少しずつ商業化してきてバレンタイン用に特別に香水を売り出す大手の化粧品メーカーなどが出てきました。ただ日本と少し違うのがフランス人のリアクション。人と同じことや社会に支配されることを極端に嫌うこの国の人々はあくまで冷静です。

Lentement <ラントマン>:蚤の市便り vol.16 2005.2.7 フランスのバレンタインデー


また、フランス政府観光局公式サイト バレンタインデーに愛の告白とキス祭りなんていうのも見つけた。
下記のような、企画らしい。

毎年パリでは、ロマンチックな界隈モンマルトルを利用した、バレンタインらしい様々な催し物を企画しています。愛のコンサートで愛し合う恋人たちに素敵な夜を提供するカフェもあれば、まだ恋人がいない人のために、出会いの場を企画しているレストランもあります。

…だそうな。来年、いかが?

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フランスおじさんを褒めてみようと試みた…

年が明けて久しぶりにブログを書き出したら、続けてフランスおじさんの文句ばかり書いているな〜と気付いた。
…いかんね。
おじさんについては、不満や疑問だらけで、自分の未来を考え、どうしたらイイかと悩んでいるのは確かだけれど、悪いのは、おじさんばかりでもないでしょうし、ブログで文句タラタラなのを知れば、良い気持もしないでしょう。
マッタク、いかんね。

褒めなくちゃ…。
…と、言っても、このおじさん、とても曲者だから、ストレートにコレがこのおじさんの良い所って…ないんだな。
でも、不満やら疑問やらはあっても、このおじさんは、人生でそう何人も出会える人ではないと思っている。
なんだろ…。空気が一緒とでもいうのかな?
良いな・嫌だなと思うポイント、距離の取り方、心への触れ方…、そんなものが、とても似ている。…そういう事かな?

私もフランスおじさんも、健全な温かい家庭で育って来てはいない。
貧しかったとか、苦労したとかではなく、外から見ると良い家庭だけれど、親の性格に問題があり、家の中が壊れている言う意味の健全な温かい家庭ではないという事ね。
世間で言う、機能不全家族というものだね。

親との関係で傷付いて育って来たので、普通の人よりも、人に対して警戒感が強く、深く関わる事が怖いのではないかと思う。
私もおじさんも、「何となく自分は、普通の子供達とは違うな〜、異質だな〜」と、思いながら育って来た。

そんなだから、おじさんは昔の彼女達とも、あまり信頼関係を築けず、短期間しか付合えなかったのかもしれない。
そして、私は、昔の彼氏達とは、長い付き合いをすることは出来たけれど、付かず離れずの関係を保ち続けて来た。

おじさんも私も、人と付き合うには、適度な距離が必要なんだな…。
近づき過ぎると、重く息苦しく、離れ過ぎると信頼できなくなり、そのまま離れてしまう。
その頃合いが、難しい。

おじさんといると、とても楽だし、おじさんも、私といると楽だと言う。
私にとっては、初めての出来事ではないけれど、おじさんにとっては、生まれて初めての事らしい。
だから、おじさんは、生まれて初めて出会った、信頼でき、一緒にいて楽な人と別れたくないらしい。
「別れないね。死ぬまで一緒ね」らしい。

でも、なんてったって、母親から、まともな温かい愛情を注いでもらった事がない。だから、温かい思いやりをパートナーにしなさいったって、わからないのかもしれない。
2番目のお兄さんが、ひ弱な人で、よく風邪をひいたらしい。
そうすると、「具合が悪くて大変だな。大丈夫かな?」と、思うのでなく、「弱い人ね。ダメな人ね。」と思ったらしい。
そんな子供だったから、私が、「風邪引いて気持悪い」と言っても、な〜んにも感じないんだな。

「自分が優しくされたいのなら、相手に優しくしなさいよ!『具合はどう?』だの、『大丈夫?』だの、言えんのかい!!」と、散々言ってきたら、最近は、「大丈夫?心配だよ」と、タマに、言う事もあるような…、無いような…。
「キミは、心の冷たいプラスチック野郎だからね。人と温かい関係を続けたいなら、自分の心を温かくしなさいよ!」とも、言ったら、おじさんは、「私は、心が冷たいからね…」と、自虐的に言っているけれど、最近少しづつ、変わってきた様な気もする。

ただ、変わり方が遅くてね…。
辛抱強く、その変化を待っていられるかどうか…。
おじさんとの関係は、私の忍耐力に掛かっているんだな。

心ってのは、見えないからね。
「思いやりが大切だ。温かい心が大切だ。」そんな事を言っても、それがどんなものなのか、私だって明確にわからない。
また、国によって、表現の仕方も違うでしょうし、日本人の私が、フランス人のおじさんに、「これが正しい思いやりだ!これが正しい愛情だ!」と言って、意味があるのか…。

何をどう言ったら良いのか、どう対応したら、どう変わるのか?
それとも、前回書いたみたいに、“紳士は紳士、駄目男は駄目男”の、“駄目男”なのか?
“このおじさんは、人生でそう何人も出会える人ではないと思っている”のだよ…、出来れば、もっとマトモになって欲しいんだよ…。
それとも、このおじさん、フランス人の中では、“マトモ”なの?…マサカ、…ね?


Amazonで検索してみたら、こんな本があった。

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